様々な日本語教材の中、良い日本語教材の一冊を選ぶのが非常に難しいです。本記事では、現在よく使用され、高く評価されている初心者向け日本語教材をご紹介します。ご自身の学習目標や学習の予定期間に応じて相応しい教材を選んでいただけたらと思います。

『みんなの日本語 初級』 (スリーエーネットワーク)
この教材はベトナムだけではなく、長年世界中の大学や語学センターで使用されています。
特徴:
- 初級1と初級2という2冊分けられて、1冊25課です。
- 初級の文法や単語が上手く整理して紹介されています。単語、文法、聴解、問題という構成があります。
- 『みんなの日本語』をもとに聴解、読解、イラスト等の副教材がたくさんあって、役に立ちます。
しかし、今あまり使われていない単語や不自然な会話の場面が若干あります。
この本はベトナムの本屋でも販売しています。

Website: シリーズ:みんなの日本語初級、シリーズ:みんなの日本語初級で検索した結果 | スリーエーネットワーク
『いろどり生活の日本語』(Japan Foundation)
特徴:
- 入門、初級1と初級2があります。
- イラストがきれいです。生活でよく使っている場面ですので、日常会話を勉強したい方におすすめします。
- ホームページで無料に教材と音声をダウンロードできます。

Website: Giáo trình IRODORI | JPF
『わたしをつたえるにほんご』 (CINGA)
特徴:
- 本の構成が簡単で読みやすいです。外国人就労者に向け地域日本語講座がよく使用されている教材です。
- CINGAのホームぺージで無料にダウンロードできます。

Website: https://www.cinga.or.jp/
おわりに
学習目標と対象者によって教材の選定が異なっています。また、日本語習得がうまくいくように、教材での勉強だけではなく、ドラマやユーチューブ等で勉強し、自信をもって日本語でコミュニケーションを取ったら良いかもしれません。
▼教材について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
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